🌺 オアフ島の住宅市場、2025年を「安定傾向」で締めくくる
2025年のオアフ島の住宅市場は、安定の兆しを見せながら幕を閉じました。住宅ローン金利の動きが落ち着きを見せ、価格の手ごろさやコンドミニアム市場の動向により、買主・売主それぞれに異なる影響が出ています。
取引件数は前年とほぼ横ばいでしたが、在庫が増えたことで買主にとっては選択肢が広がり、一方で売主にとっては競争が激しくなる傾向が続きました。
| 指標(カテゴリー) | 2025年通年 | 2025年12月のみ |
|---|---|---|
| 総販売数(戸建+コンド) | 2,890 + 4,408 = 7,298(+0.6%) | 270 + 360 = 630 |
| 戸建販売数 | 2,890(+3.5%) | 270(+18.4%) |
| コンド販売数 | 4,408(–1.1%) | 360(+11.5%) |
| 中央値価格(戸建) | $1,139,000(+3.5%) | $1,100,000(+4.3%) |
| 中央値価格(コンド) | $507,250(–1.5%) | $512,000(–5.2%) |
| 市場滞在日数(戸建) | 23日 | 22日 |
| 市場滞在日数(コンド) | 44日 | 44日(前年36日) |
| 新規売出件数(戸建) | – | –7.9% |
| 新規売出件数(コンド) | – | –1.3% |
| アクティブ在庫(戸建) | –5.9%(前年末比) | –5.9% |
| アクティブ在庫(コンド) | +12.3%(前年末比) | +12.3% |
📊 2025年通年の主要データ(前年比比較)
-
戸建て・コンドミニアムを合わせた総販売件数は前年比+0.6%の微増
→ 戸建て:+3.5%(2,890件)
→ コンドミニアム:-1.1%(4,408件) -
戸建ての中央値価格は +3.5% 上昇し、$1,139,000 に
-
コンドミニアムの中央値価格は -1.5% 減少し、$507,250 に
-
**市場滞在日数(Median Days on Market)**が長期化:
→ 戸建て:23日(前年より増加)
→ コンド:44日(前年より大幅増)
📆 2025年12月の月間データ(前年同月比)
-
戸建て販売数:270件(+18.4% 増)
-
コンドミニアム販売数:360件(+11.5% 増)
-
戸建て価格の中央値:$1,100,000(+4.3%)
-
コンドミニアム価格の中央値:$512,000(-5.2%、2024年12月が過去最高だった影響)
-
市場滞在日数:
→ 戸建て:22日(前年20日から微増)
→ コンド:44日(前年36日から増加) -
新規売り出し件数(New Listings):
→ 戸建て:-7.9% 減少
→ コンド:-1.3% 減少 -
在庫状況(Active Inventory):
→ 戸建て:前年末比で -5.9% 減
→ コンドミニアム:+12.3% 増(供給増加傾向)
🔍 投資家にとっての注目ポイント
✅ 1. 戸建市場の安定成長
戸建ての販売数は前年比+3.5%、価格も**$1.13M → $1.10M**と高値を維持。住宅ローン金利の安定化を背景に、オーナー居住・長期保有向けの投資対象として引き続き人気です。
✅ 2. コンド市場は調整局面へ
年間を通じて販売数減(–1.1%)、価格も**–1.5%の軟化傾向。ただし12月は前年比+11.5%の販売数増**となり、在庫増(+12.3%)によって価格競争が起きている可能性あり。短期~中期での再販を視野に入れた投資がチャンスとも捉えられます。
✅ 3. 在庫増加=買い手有利のタイミング
特にコンド市場は在庫が前年比+12.3%増加し、選択肢が広がっています。今後さらに在庫が積み上がる局面では、交渉の余地が大きくなることが予想されます。
| 年度 | 一戸建て 中央値価格 | コンドミニアム 中央値価格 |
|---|---|---|
| 2020 | $830,000 | $435,000 |
| 2021 | $990,000 | $475,000 |
| 2022 | $1,105,000 | $510,000 |
| 2023 | $1,050,000 | $500,000 |
| 2024 | $1,100,000 | $507,250 |
📝 まとめ
2025年のオアフ島不動産市場は、買主にはチャンスが広がり、売主には戦略が求められる年となりました。住宅ローン金利の動向や在庫の変化が今後の市場を左右する中、引き続きマーケット動向の注視が必要です。
今後も最新の統計データと現場の声をもとに、ハワイ不動産の情報をお届けしてまいります。
コメントを残す